体験10:2度目の憑依 その3「まだ終わりではなかった」
「お守り」を返納してからは、いつもの日常が戻って来て、6月に入っても何もおかしな事は起こらなかった。ただ、右下腹部がずっと針で刺したような痛みがあり、たまに同じような症状は過去にも何度かあって、1日で治っていたのだが、今回は5日ぐらい続いていた。一応心配なので内科で見てもらうことに。血液検査、尿検査、X線検査、ウルトラサウンドと検査したが、全て問題なしだった。
*6月2日に、Aさんとランチをする約束をし、6日に行くことになっていた。が、前日にAさんから連絡があり、「持病が再発したので行けなくなった」と。私はすぐに、やはりあの「お守り」(Aさんは数個大人買いしていて持っている)を持っているので、Aさんにも影響が出ていると思った。Aさんにも伝えようかと思ったのだが、こういう霊がとか霊障がとか、いきなり言われても胡散臭く思われるし、まして、Aさんから貰った「お守り」を返納したとは、気を悪くすると思い、言えなかった。
それから右下腹部の痛みも治って、大好きで去年から頻繁に行っている、奈良公園に行こうと、日帰り小旅行も出来る程の行動力もまた湧いて来た。天気が良い6月12日(水)に行くことにした。子鹿を見たいのもあって、いつもはスマフォしか持たないが、今回はちゃんとしたデジカメを持って行った。奈良公園に着いて、いつも参拝する春日大社に向かう前にトイレに入った。すると、尿がピンク色に見えた!暗いトイレだったので、私の見間違い?と思ったし、膀胱炎になったのは1ヶ月前だし、その時のような症状は全くなく、ピンク色。。。「まさか血尿ではないよね」と信じられなくて、違うと言い聞かせた。春日大社を参拝して、子鹿も見つけてデジカメで動画や写真も撮って、美味しいお蕎麦屋でランチを食べてと、それなりに楽しんで観光した。最後はデザートにとかき氷屋へ入った。そこでまたトイレに入ったが、まさかねと思いながら確認したら、今度は間違いなくピンク色だった。あの膀胱炎の時と同じ色!それからもう気が気でなく、ネットで「膀胱炎の症状がないのに血尿」とサーチすると、「ガン」の可能性ありと。怖くなって、帰宅後すぐに5月に膀胱炎でお世話になった泌尿器科へ再び。
*ここから、検査で痛い話になるので、苦手な方は注意❗️
泌尿器科の先生に血尿が出たことを話して、その前の週に内科で検査した検査表も見せた。そこから泌尿器科の検査が始まった。まずはウルトラサウンドでお腹の検査→問題なし。次にX線検査→問題なし。そして次の検査。これが痛かった💦もう2度と嫌な検査となる膀胱内視鏡検査。私はこの検査自体知らなくて、いきなり小部屋にて「下をすべて脱いで」と言われて、台に上がって。。。と、尿道に内視鏡を入れる検査だった。心の準備が出来てなく、あれよあれよという間に準備させられ、麻酔のジェルを尿道に入れるところからはじまるのだが、そこで看護師がいきなり尿道を開いたので、股が切れてしまって痛みが😭「痛い!」って声に出した程。でもジェルを入れないといけないので、痛みを我慢。もっと優しくしてくれと思いつつ、やるしかないから我慢。その後先生が来て内視鏡検査終了。でも麻酔が効いて痛みはなくなってはいるが、股は裂けたままなので、血が出て、これもトラウマ💦結果はというと、膀胱内は綺麗で問題なしだった。尿検査でも問題がない。なので、次の日にCTスキャンを撮ることになり、その日は家に戻った。
次の日13日にCTスキャンをしに専門機関へ行った。その日の夕方トイレに行ったら、また血尿が出ていた。幸い血尿はそれを最後に一度も出ていない。今現在も。ただ、右下腹部に違和感はまた出始める。
その翌日の14日の夜のことだ。私の住んでる集合住宅(賃貸)は各住戸のドア前に外灯が並んでいて、夜になると自動的に点灯するようになっている。なのだが、私の家のドア前の外灯だけが消えていることに気付いたのだ。5つある外灯のうち、私のドア前の外灯だけが点いてなく、気持ち悪いほど薄暗くなっているのだ。動画を撮って、管理人に送って、すぐに直してくれるよう頼んだ。今までの事情を全て話している親友にも「これどう思う?怖くない?」とその動画を見せた。友達も「え〜〜‼️ちょっと怖いかも😰だってもうお守りも返したし、全て清めは終わってるよね?」と。私もそう思ったし、たぶん「お守り」を返納するまでに消えていて今まで気付いていなかったのかもとポジに考えた。
1週間後の19日(水)、CTスキャンの結果を聞きに、再び泌尿器科へ。先生は右下腹部に痛みがあったということで「結石」だろうと思ってたようだが、結果は全く問題なし。CTスキャンでもお腹は全て綺麗な状態だった。先生が「おかしいな。本当に血尿だった?」と聞くほど。血尿間違えるわけない!と思いつつ「はい。本当にあの膀胱炎の時と同じ色でワインの薄い色みたいな。。。」とどんどん私も歯切れが悪くなっていった。どういうこと?股が裂けるほどの検査までして。。。まあ、検査の結果、全て問題なしということは、癌でも結石でもなかったわけで、健康そのものということ。それは嬉しいのだが、どこか腑に落ちないものがあった。先生は「癌の場合、1年、2年後に出てくる可能性もあるので、今後も定期的に診ていきましょう」と言ってくれた。なので、今も定期的に通っている。まあたぶん大丈夫のはずなのだが。
その後、血尿や、外灯のことなど、気になることは残りつつも、あまり遠出などはせず、暫くは大人しくしていた。血尿が出たことをツイッター(現X)に投稿はしていた。すると、偶然にも(いやこれも必然なのだが)「体験8:2度目の憑依 その1『プロローグ』」で登場した、恩師の先生(易の先生)からDMが届いた。「お久しぶりです。今 沙羅さんのツイッター読んで 体調を崩されていたのを知って ビックリしています。」と。久しぶりに先生と話せて嬉しかったのと、心配してくださって感謝で一杯だった。そこで、「実は5月に大変なことがあって...」と「お守り」から憑依されたことを話した。先生は「お守りはたくさんつくので安易に買ったり貰ったりは私は避けています」と。さらに「霊はしつこいですから」と、悪いエネルギーを跳ね返す方法も教えてくださった。それが6月30日(日)。
次の日の7月1日(月)、早速先生が教えてくださった悪い気を跳ね返す方法を始めようと思った。それには下準備が必要で、丁度その日は午前中に近くの映画館に映画を観に行く予定だったので、帰りにそのモールでその準備に必要なものを買って揃えようと思っていた。
朝イチで映画館に到着。見ようと入り口に行って、数日前に買っていたチケットのQRコードを見せようとするとスタッフから「お客様、大変申し訳ありません。この作品のシアタールームが機材の故障で上映キャンセルとなりました。」と!私が観たい作品のルームだけ故障って。。。私は基本全て必然であるという考えで日々過ごしているので、「これもまた意味があるんだな」と、「早く悪い気を跳ね返す方法をしなさい」という霊団からのメッセージかもと、じゃあ、準備するものをさっさと買って家に帰って始めようと、キャンセルになってラッキーなのでは?と、これまたポジに考えて必要なものを買って家に帰り、早速準備に取り掛かかった。先生からもまたお返事が来ていたので、今日の映画館の機材トラブルの話をし、霊団が早く跳ね返す方法をしろと言っているのか、邪気の仕業なのか、どちらか分からないけれどと話した。暫く経ってから、先生から返事があったのだが、その内容が。。。
「映画を邪魔されたこと 沙羅さんの霊団の影響か、気になって 勝手にちょっと覗かせて頂きました🌟」と、勝手にごめんなさいとおっしゃっておられたが、わざわざ私の為に易で看てくださったのだ。私にとっては感謝しかなかったが、次に続く言葉に衝撃が走ることになった。それは。。。
「沙羅さんの守護神様ではなかったです。悲しみと怒りを持っている死霊だそうです」と😨
ここから怒涛の、自分がずっと苦しんできた闇の意識を解放すべく「意識の変容」(波動の上昇)へと向かうことになる。
2024年8月30日